環境・健康・貧困など多くの問題を解決に導く

Neem_up1   

                        YouTubeで紹介されたNeemのVTR
                        NEEM - A Tree For Solving Global Problems

Neem_tree2_blog  ニームはインド、バングラディシュ等が原産の樹木で、和名を「インドセンダン(学名:Azadirachta Indica A.Juss)」といいます。日本や中国の栴檀(センダン)とは同属異種といわれています。インドでは別名「村の薬局」と呼ばれ、約4000年前から薬用ハーブとして利用されており、アーユルヴェーダ(インドの民間伝承医療)では代表的な素材でもあります。

Neem_flower_blog ほかにも、乾燥に強い性質により乾燥地域での緑化樹としてや、こんもり生い茂る葉が街路樹、また庇陰樹としても利用されています。さらに、種や実、葉など樹の各部位が医薬品や農業用資材、肥料、化粧品・石けん、シャンプー、歯磨き粉などの日用品、薪、建材、家具材、お茶、ペット用品など多くの 用途に加工されています。

Neem_fruit_5 さらに、途上国等では植林に関連する作業が地元農民の仕事になるほか、成長が早いので短期間で樹の部位を販売でき換金樹木としても活用されています。途上国での貧困対策に役立つことが認識され、UNIDO(国連工業開発機関)が注目しているほか、FAO(世界食糧機関)には「International Neem Network」というワーキンググループも存在しています。

Neem_leaf_blog_2  このように多くの活用方法があるため、世界中に人間によって種が持ち込まれ多くの国々で植林されています。ニームの活用方法をまとめると以下のようになります。




1.ニームの植林による砂漠化の抑制・防止

2.成長が早く緑化効果が上がる

3.優れた二酸化炭素の吸着力

4.各部位による製品化

乾燥に強いから砂漠の緑化にもNeem_desert_blog                                    ニームは乾燥した雨の少ない土地でも育ちます。年間平均気温が22~23℃程度で、降水量は400~1200ミリ程度の場所が最も適した場所といわれています。

乾燥に強い性質を活かして、FAO(世界食糧農業機関)では1970年代、当時、乾燥化が進んでいたニジェール共和国(サハラ砂漠の南側)にニームを植林するプロジェクトを行いました。現地は乾燥化と強風により表土が浚われてしまい、農業がしにくい環境になりつつありました。そうした環境にニームを植林したことで、再び農業ができるまでに回復し、砂漠化を抑制しました。

また、日本のNGO地球再緑化機構は、インド西部・デカン高原の半乾燥地においてワゴリ岩砂漠再緑化プロジェクトに取り組んでいます。同機構は、ワゴリ砂漠にある現地のHUD学園とアーユルヴェーダ大学と連携してプロジェクトを進めており、学生たちに植樹の仕方などの授業を行うとともに、薬草の森の復活を目指しています。その一環として、ニームなどの乾燥に強い樹種から植えはじめ、多くの樹種の植樹に至っています。 

さらに、砂漠の国・サウジアラビアでは、イスラム教の聖地メッカに多くのニームが植えられました。今では、ニームの木陰が多くの巡礼者の休息場所となっています。

成長は早く二酸化炭素の吸着も優れる

Neem_tree_blog_2気候的に適地であれば、ニームはわずか7~10年程度で直径30cm位の大木に成長します。高さは15~20m程度にもなり、樹木全体にこんもりとした葉が生い茂ります。3年目頃から花を着け、5年目頃からは実を着けます。花は白くて小さくて鈴なりに咲き、実は大きさも形もオリーブの実に似ています。

成長すると大きな木陰を作り出し、街路樹や庇陰樹にも利用されます。10年で大木に成長し大きな木陰を作るほど葉が生い茂るため、二酸化炭素の吸着力も優れているのではないかと期待されています。

樹木の用途は幅広い 

Neem_product_blog_2ニームの樹は、葉、実、種、花、樹皮などあらゆる部位が活用されています。

例えば、インドの田舎では各部位が薬の替わりとして多くの症状緩和に利用されています。また種を絞った油(ニームオイル)は、虫除けの目的でアメリカやドイツをはじめ多くの生産現場で使用されています。他にも、石けんやシャンプーなどの日用品や化粧品、ペット用品、サプリメント、お茶、建材・家具材、燃料木、木彫り工芸品など、衣・食・住の分野で多目的に利用されています。

» 続きを読む

| | コメント (3) | トラックバック (1)

2011.12.08

Neem ニームを煮出してニーム風呂

ニーム関連動画

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.18

ニームのCMを作りました

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.11

【虫よけスプレーの効かない蚊が出現】

 Yahooニュースに出てました。  虫よけ成分のDEETが効かない蚊が出現したそうです。  やはり人工合成した成分では耐性ができてしまうのでしょうか。耐性が備わった蚊にニームの成分は効果はあるだろう...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.10

成長  2010年5月10日

■成長 芽吹いて丸2日が経ちました。大して変化はないのですが、新たに2つ芽吹き、全部で8つ芽吹いています。早いものは間もなく本葉が出てくるでしょう。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.05.08

芽吹き 2010年5月8日

■芽吹き  5月8日、出張から帰ってきたら芽吹いていました。今年は4月も寒い日が続いたためなのか、芽吹くまで約3週間もかかりました。3週間の間に水をやったのは3~4回程度です。鉢の縁の土から乾いてくる...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.16

6月9日(水)に第3回ニーム利用研究シンポジウムを開催します

「高齢者医療とニームへの期待」など3氏から講演

 近年、農業資材や石けん、歯磨き粉のほかにも各種素材としてニームの利用が広がってきております。ニームコンソーシアムでは、ニームについて学術的な理解を深めるとともに、新たな活用方法、ニーム関連商品等を広く普及啓蒙することを目的に、このほど「第3回ニーム利用研究シンポジウム」を開催することといたしました。

 今回は、ニームの素材として可能性について2名の講師と、海外でニームによる途上国住民の自立支援活動を行っているNGOメンバーをお呼びいたします。

詳細プログラムは以下の通り。

■日 時  平成22年6月9日(木)午後1時40分~午後4時30分

■場 所  糖業会館2Fホール(JR有楽町駅 日比谷口徒歩3分)
        東京都千代田区有楽町1-9-3

■プログラム

 13:40~13:45 主催者あいさつ

 13:45~14:45 講演「高齢者医療の現状とニームへの期待(仮題)」
          髙橋芳樹氏(NPO法人 遺伝子栄養学研究所・副所長 薬学博士)

 14:45~15:15 話題提供「ニームGREENプロジェクトについて(仮題)」
          長渕順子氏(NPO法人 CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパン
              ニームGREENプロジェクト メンバー)

 15:15~15:25 休 憩

 15:25~16:25 講演「ニーム製剤を含めた植物殺虫成分の活用と可能性(仮題)」
          戒能洋一氏(筑波大学大学院 生命環境科学研究科 准教授)

 16:25~16:30 閉会挨拶   ※17:00~  懇親会(名刺交換会)

※詳細はこちら

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

種まき 2010年4月16日

■種まき  今年、ブラジルからニームの種を取り寄せたので久しぶりに観察日記をつけて行こうと思います。  4月16日に種をまきしました。種は半日から丸一日の間、水道水に浸しておいたものを鉢に播きました。...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.03.29

ニームGREENプロジェクトにリンクしました

NPO CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンがニームGREENプロジェクト  NPO CEALOグローバル・ハーモニー・ジャパンは2009年秋からニームを活用した途上国住民の自立支援活動を始めた...

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.25

当ブログで私のニーム書籍が購入できるようにしました

当ブログに『健康にも環境にもよく効く樹』が購入できるバナーを追加しました。ニームに興味を持った方々、ぜひご一読ください。

» 続きを読む

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.08

twitterをはじめました

1月下旬から本格的にtwitterを始めました。昨秋には登録していましたが、このほど本格的に”つぶやく”ようになりました。ニームに直接関係ないことのつぶやきの方が多いですが、このブログの読者でtwit...

» 続きを読む

| | コメント (1) | トラックバック (0)

«アーユルヴェーダ学会イベントでスピーチ