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2004.12.22

日本ニーム協会 3周年記念講演会 (2004.04)

 NPO法人日本ニーム協会は3月25日、「3周年記念講演会」を開催した。会場には様々な分野から多数の関係者が参加し、着実にニームが根付いてきていること裏付ける講演会となった。講演会は海外でのニーム現状報告とともに、パネルディスカッションなどが行われ、参加者からは多くの質問が出るなど関心の高さをうかがわせた。また、会場内に設けられたニーム商品紹介コーナーには、農業用の害虫忌避剤を始め、石鹸やスーパーモデル愛用の化粧品も並べられた。
講演会はまず、オーストラリアニーム協会日本代表の大平悦子氏による「オーストラリアニーム近況報告」、日本ニーム協会顧問の大東宏氏による「ケニア6ヶ月ニーム現地報告」が両氏より発表された。ケニアでは貧困農家の換金作物として活用され、ニームの石鹸などが多数作られ売られている現状が報告された。
 続いて稲葉眞澄会長が挨拶した。この中で会長は、この1年を「昨年は大変大きく動いた年でした」と述べ、特に、昨年5月24日付け新聞に「農薬の代打ニーム」と紹介されたことがターニングポイントだったと振り返った。これ以後、農家や農協などの問い合わせが一挙に増加し、ニームの認知に一役買った。
 また、11月20日にはニーム協会のパートナーである熱帯農林技術開発協会と共同で、フィリピンに農業訓練学校を建設し、ニームを使った有機農業が実践されていると報告。さらにフィリピンの活動について、今年6月に「素敵な宇宙船地球号」(テレビ朝日系列TV番組)で放映されることも発表した。
 12月には、当時猛威を振るっていたコイヘルペスウイルスへの活用ということで、農水省生活安全局と水産庁の担当者4名と協議するなど、多方面にわたる活動を行ってきた。農林水産業で医療分野でもニームが効果的であろうことは把握されていても実験例、臨床例が少ないということで、跳ね返された経緯があるため、現在、大学や各種研究機関と連携して症例を増やしていることも明らかにした。
 挨拶の最後に、「今後はニームの原産地インドに学校を建てて、ニームを植林する」と述べ、すでに釈迦縁の地、ブッダガヤの土地の提供を受けていることも明らかにした。
 引き続いて行われたパネルディスカッションでは、「建材としてニームはどのような利用方法があるか」「ガンを患っているがニームはガンに効きますか」など、昨年までニームの農業利用についての質問が大多数であったが、今年は農業以外の質問も多く、参加者の幅が広がったことがうかがわれた。またそれぞれの立場からの発言があり、ブラジルから参加した野澤弘司さんは、中米ニカラグアではニームが道沿い大量に植えられており、まさに「眠れる資源・ニーム」であると発表した。
 講演会は最後に、同協会理事の信田光久氏によるニームテーマソング「地球の聖なる木 サバニームの詩」のギター弾き語りで終了した。

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