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2005.01.19

ニームオイル、稲の害虫に効果-93年に東北農業試験場で試験-(2004.08)

 化学合成農薬に替わる資材としてニームが日本国内でも評価が高まっている。これまで海外での評価が高かったが、国内の試験研究機関でもすでに試験が行われていた。
 この研究は1993年4月の「日本応用動物昆虫学会 英文誌(Applied Entomology amd Zoology)28号」に掲載されたもので当時、東北農業試験場の望月 淳氏〈現在は独立行政法人農業環境技術研究所生物環境安全部昆虫研究グループ〉が「ニームオイルのイネミズゾウムシに対する摂食阻害効果」というテーマで発表した。
 これによると、稲の葉にアセトンで薄めたニームオイル溶液を塗り、イネミズゾウムシに食べさせた。その結果、2.5%以上の濃度のニームオイル溶液が葉に塗られた場合、葉にいるイネミズゾウムシの摂食量は減少し、摂食量が半減するのは4.4%濃度の時であった。
 摂食量の減少は、成虫の産卵数にも影響を及ぼすことが知られているので,イネミズゾウムシの防除にニームオイルは有効なものとしている。また、ニームオイルは人間や動物、捕食性クモに対して毒性は見られず、害虫管理に適したものと考えられている。
以上のような研究結果が出ており、稲作防除での利用が期待される。

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