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2005.06.28

水害きっかけにニーム栽培-高知(四万十)ニームの会-

A2B2糖尿病患者の希望でニーム茶を飲用    -生活習慣変えずにヘモグロビン低下-
 日本で唯一と言ってよい、生産規模でニームを栽培している、高知ニームの会を訪ねた。導入から3年目、栽培ノウハウを蓄積しいよいよ本格的に商品化に向けた取り組みを始めている。
  高知県西部の幡多地方(土佐清水市、宿毛市、旧中村市など)に高知ニームの会がある。ニーム栽培のきっかけは幡多地方を襲った水害で、田畑が壊滅的な被害を受け、「何か新しい作物ないか」というものだった。地元選出の平野貞夫参議院議員(当時)に相談したところ、ニームの種を取り寄せ、実験栽培が始まった。
 まったくの手探りだったが、その中心になったのが元農業改良普及員の平野成泰さん。地元の生産者、西村節男さんに協力を仰ぎながら、大方町の温室団地の1棟をニーム専用温室に設定した。「栽培当初は気付かなかったが、この温室の土質が非常にニームには適していた」と話しており、初年から問題なく栽培できた。
 その成長力はとても早く、樹木にもかかわらず毎日1㌢ほど成長しているかのような印象がある。数日間、見ないと明らかに成長しているのがわかるほどだ。あっという間に温室の天井まで届いてしまい、剪定などを繰り返し、また挿し木も行い数を増やしてきた。
 当初は苗木を鉢植えしたものを、施設野菜栽培の谷部に置き、害虫の忌避効果を期待していたが、その実験以前に越冬体勢のため、剪定した上位枝葉が予期せぬ効果を得ることになった。最近ではさらに一歩進んで、ニームの乾燥葉を湯に浸してお茶にして飲むことを進めている。現在、約40人の糖尿病患者からの希望で飲んでもらっている。ほぼすべての患者が何らかの良い変化を感じたという。
 実際に、平野さんらの勧めで地元のニーム茶を飲用中の中高年の糖尿病患者2人に話を聞いた。
一名は女性で数年来の糖尿病。カロリー計算や食事量など毎日几帳面に取り組んで、何を食べたらどのくらい血糖値が変動するか、理解している方。ニーム茶を飲んだところ、すぐに「これはいい」と体が感じたそうだ。血糖値も徐々に低くなってきている。
もう一人は男性で、過去に糖尿病が原因で足の小指を壊疽で切断した方。インシュリン注射を打っているが、ニーム茶と併用したところ、毎日晩酌をしたにもかかわらず、ヘモグロビン(HbA1C)が数ヶ月で約2・0も低下した。(「HbA1C」は糖尿病を測る数値の一つで、生活状況が反映される数値。血糖値のように食事からの時間帯で変動するものではなく、その月の生活習慣が翌月の検査に反映されるというもの)
この四万十ニームを臨床医の立場で指導しているのが、山形県長井市の加藤襄ニ医師。ニームについて「代謝機能や免疫力の改善に寄与すると思う」と、書面で生産者に報告している。
こうした状況を受け、地元の糖尿病患者らで「四万十ニーム友の会」を発足させた。

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コメント

稲垣様
コメントありがとうございます。
ご来訪の件は構いませんが、詳細は直にメールいただければと思っております。
よろしくお願いいたします。

投稿: 草間章宏 | 2005.08.24 16:50

はじめまして、ニームを育て始めたところで、
ニームに大変興味があります。
もしよろしければ今週の土日お伺いできたらと思いますが、ご都合の程ご連絡いただければと思います。愛媛在住です。

投稿: 稲垣卓朗 | 2005.08.24 14:13

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