各地のニーム生育状況
「ニームとは何か?」の訳者の石見尚先生は、ニームの会を主宰しており日本の各地で試験栽培をしています。石見先生から各地の生育状況のメールが届きましたので、ここで紹介いたします。
【小笠原諸島・父島】
父島のニームの苗はこの冬、順調に成長し、青々として半年で40cmほどに伸びたそうです。こちらから送った苗が刺激になり、農家数戸がニーム苗を取り寄せて植え、人気上昇中とのことです。
【東京都内・石見先生の自宅】
我が家の室内保温したニームは温度摂氏13℃で成長がとまり、20℃でも下の葉は黄色になり落葉しました。しかし頂上の葉数枚と芽は緑を保つています。鉢植えの土が乾燥した時に落葉するようです。気温が23℃を超えれたら庭に出すつもりです。
【三重県・津市】
温室(寒気の強い日の朝は摂氏6℃になることも4~5回あったようですが、日中は30℃になります)に鉢植えした2本のニームの苗木の1本は、わが家のニームと外形は同じものです。これはわが家よりもよい状態ですが、やはり下葉4枚くらいは黄色になっています。他の1本は同じ大きさの鉢に植えていますが、青々と生育しています。外形を見ると、葉の間隔が比較的に密で、それぞれの葉柄が短く、葉のギザギザの刻みが多く、ニームの系統種が違うのではないかと注目しています。もしそうであれば、低温気象に比較的に強い系統ではないかと期待されます。日本に馴致する上で注目すべき現象ですので、ひき続き、観察を続行したいと思います。
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