中米・パナマのニーム事情①
私の友人である冨田健太郎氏(元全国開拓農業協同組合連合会)は、中米やアフリカなどを巡って現地で農業指導を行っている。その冨田氏は今、中米・パナマに赴任している。久しぶりに冨田氏から連絡があり、パナマのニーム事情を伝えてくれた。今後も逐一、情報を送ってくれることになった。(写真は3年目のニーム)
以下、冨田氏のパナマニーム事情を紹介する。
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現在、配属先である農牧研究所の技官が、研究所での仕事のかたらら、果樹園農家としての顔を持ち、ここでニーム樹の植林をしておりました。本日、現場に赴くこととなり見てきました。ちょうど苗木の植樹をやってお
り、別途、植樹して3年経過したものもありました。
小生は、パナマに2年赴任しますので技官とともに植樹したニームの生育調査(2年間)、さらには3年経過した樹種の胸高直径の測定等を行う予定でおります。また、苗木の樹高の測定は2ヶ月または3ヶ月間隔の測定で行う予定です。
その技官の話によると、ニームの葉を発酵させたものが、ハキリアリの防除に貢献するというので、今度、その現場を写真にとるなりビデオ撮影を試みます。しかし、本来の配属先との仕事ではないので、土曜日のみ、技官とともに調べるという程度です。
また、これからニームと長期間、向き合っていれば、それなりの生の情報が入手でき
るでしょうから、根気強く無理なくつきあってみようと思っております。
写真は上から、
「植樹間もないニーム苗」
「3年目のニームにはすでに実が結実していた」
「車の中から。アスエロ半島にあるチトレという町には、街路樹としてニームが旺盛に生育していた」
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