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2007.08.21

アザディラクチンの全人工合成が達成!

 ニームの主要成分で虫に様々な作用を及ぼすとされる「アザディラクチン」のすべての人工合成がこのほど、イギリスの有機化学者Steven V. Ley教授により達成された。

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 アザディラクチンは人工合成は大変困難で、化学界でも難攻不落と言われていた。Ley教授が初めてアザディラクチンに関する論文を発表してから22年で全人工合成に達した。

 アザディラクチンの人工合成が可能になると、これまでニーム種子から抽出していたために品質のバラツキやコスト増のために農業用の害虫忌避剤は割合高価なものとなっていたが、低コストな農薬開発も可能になると考えられる。ただし、他の農薬を構成する成分と同様に、アザディラクチン単一では虫に耐性が付くことも考えられる。虫への作用はニームから抽出されたアザディラクチンには微量だが他の成分が混ざっているために、耐性が付きにくいという見方もあり、今後の研究が待たれている。

※参考ホームページ

Synthesis of Azadirachtin: A Long but Successful Journey

アザジラクチン・22年目の陥落

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